運動あそびで子どもの心や体の成長を促しましょう。

小さい子どもは、よく「かんしゃく」を起こすことがあります。

そういう子どもを見ると、わがままだと感じたりすることも

あるかもしれませんが、かんしゃくを起こすのは

大事な成長過程の一つなので、工夫しながら

うまく対応していくことが大事です。

 

かんしゃくを起こすのは、まだ言語能力が十分に

発達していないためにうまく表現できない時、

身体機能が未発達で思った通りにできない時、

イライラなどの感情をどう処理して良いかわからない時などに

かんしゃくとして表現したりします。

 

かんしゃくを起こしている時は何を言っても耳に入らないので、

まずは落ち着くまで見守り、

落ち着いてから話を聞いて一緒に整理してあげたり

子どもの気持ちを代弁して言語化してあげることで

少しずつ成長を促していくことが大事です。

 

今日は私たちが提供している運動あそび

「柳沢運動プログラム」の中から

「棒くぐり」をご紹介します。

 

 棒か縄で、低めの高さの罠を設置します。

子どもはうつ伏せで胸までしっかり床につけ、

両手と両足を動かしてほふく前進のように進むワニ歩きで、

罠に当たらないように気を付けながら

罠の下をくぐり抜けます。

頭やお尻が当たりやすいので、

見えない部分にまでしっかり意識を行き届かせてくぐります。

 

スムーズに進むためには、手のひらに力を入れて

体を引き寄せるようにし、

足は股関節から大きく開いて親指で地面を

しっかり蹴りながら進むのがポイントです。

このワニ歩きの動きでは、腕の懸垂力や足の親指の力を

強くし、硬くなりがちな股関節周りを開く練習にもなります。

 

また、障害物を意識して体を動かすことで

ボディイメージも培われ、自分の体を思い通りに

動かすのに必要な力が育まれます。

動きに制限のある遊びでは集中力や抑制力も

養われるので、様々な遊びを通して

子ども達に必要な多くの力を育てていきたいと思います。