日常のちょっとした意識改革で運動不足解消を目指しましょう

今の子ども達は、外遊びをしなくなっているだけでなく

日常生活の中でも乗り物で移動することが多く

歩かなくなっていたり、家庭でのお手伝いの機会も

少なくなっていて、体を動かすこと自体が

とても減ってしまっています。

 

運動不足は、思っているよりも様々なところに

悪影響を与えます。

体力の低下は健康面だけでなく

意欲や気力も低下させてしまうといった

精神面への影響もあったり、

筋力不足で姿勢が保てず学習への影響が出たり、

危険予測や危機回避能力、また身体コントロール力が

備わっていないことから怪我につながりやすかったり、

感情のコントロールがうまくできない、

コミュニケーション、対人関係もうまくいかない

など、その影響は計り知れません。

 

いきなり生活を変えることは難しいですが、

1日1つ何かやってみるだけで

1年間で365回できることになります。

私たちも家庭でできる親子遊びの紹介や

アドバイスなどしていきたいと思いますので、

子ども達の将来のために、

まずは大人が意識改革していくことが大事では

ないでしょうか。

 

 

今日は、私たちが提供している運動あそびの中から

「1本線のクマ歩き」をご紹介します。

 

床にビニールテープなどで1本線を作り、
その線の上だけをクマ歩きで進んでいきます。

クマ歩きは、四つんばいから膝とお尻を上げて

歩く動きです。


手や足が線から落ちないように、
ゆっくりで良いので正確に渡っていくことを

意識させましょう。

そのために、線の外は崖になっていて

落ちると怪獣につかまってしまう、などの

設定で行なうのもおすすめです。

 

そのとき、手や足が落ちていないか気になって
顔が下を向いてしまう子がいます。

時々意識して見るのは良いですが、
顔は前に向けて歩くようにします。

 

狭い足場の上を歩くので集中力や抑制力が必要になり、
意外と筋力的にもきつい動きです。
短めの距離から始めて、少しずつ長い距離に
挑戦していくようにしましょう。

 

こうした遊びを繰り返し行なうことで、

バランス力や体幹の筋力、腕支持力などが育ちます。
基礎筋力がつくことで身体コントロール力も
養われてきて日常生活でも活かせるようになります。

 

クマ歩きや片足を上げた片足クマ歩きは

全身を使うことができるとても良い動きなので、

いろいろな遊び方で繰り返し継続的に

行なってほしいと思います。

子ども達が繰り返し取り組むには

何よりも「楽しいこと」が欠かせないので、

ぜひ子ども達と一緒に遊びを考えたりしながら

自分達だけの楽しい運動あそびを作り上げてみてください。