運動発達でも0歳児からの積み重ねが大事です。 アイコン

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運動発達でも0歳児からの積み重ねが大事です。

子ども達の発達は段階を追って進んでいくので、
それに沿った働きかけでスムーズな発達を
促していくことが大切です。

0歳児では、寝返り、ハイハイ、おすわり、つかまり立ちと
少しずつできることが増えていきますが
まだまだ筋力やバランス感覚は未熟なので不安定です。
ただ、脳の神経系の発達は著しく進んでいる時期なので
様々な感覚を刺激として入れてあげることが
実はとても重要な時期です。

子どもが自分の力だけでは経験できないような動きも
たくさん経験させてあげたいので、
体を上下、前後、左右に動かす遊びや
逆さまになるような遊びも、月齢に応じた遊び方で
取り入れてあげるのがおすすめです。
こうした0歳児からの積み重ねが、数年後の姿に
つながっていきます。

今日は、私たちが提供している運動あそびの
柳澤運動プログラムの中から「ワニさん歩き」を
ご紹介します。
腕の懸垂力を育て、鉄棒あそびで必要な力をつける遊びです。

うつ伏せになり、胸までしっかり床につけます。
両手は指を開いてパーにし、交互に前に出して
腕を引きつけるようにして前に進みます。
足は股関節から開いて、指先で床を蹴るようにします。

胸やお尻が上がらないように、見本を見せながら
わかりやすく伝えてあげてください。
足の指先で蹴ることがうまくできない場合は、
子どもの後ろで足の裏を押すように触ってあげます。

最近は、足を股関節から開くことが苦手な子が
とても増えているので、日頃から股関節を開くような
遊びを意識して提供してみてください。

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