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体を動かすきっかけ作りはまず大人から。

子どもに「運動能力が高くなって欲しい」と思われている方は
とても多いですが、ゲームやテレビなど家の中で遊べる
楽しいものが溢れている今の時代、
外で体を動かして遊んで運動能力を養うことが難しくなっています。
子どもに「運動してきなさい」と言ったところで
するものではありませんし、何をして遊んだらいいのか
遊び方がわからないという子ども達も多くなっているのが現状です。

そんな時は、口で言うだけでなく大人がまず先に
体を動かしてみるのがとても効果的なんです。
子どもは大人の真似をするのが大好きなので、
喜んで一緒に体を動かすようになります。
きっかけさえ作ってあげれば、子ども達は基本的には
遊びの達人なのでどんどん遊び出します。
ぜひ、大人が率先してお手本を見せてあげてくださいね。

今日は、私たちが提供している運動あそび
「柳澤運動プログラム」の中から「うつ伏せレスキュー隊」を
ご紹介します。

縄を床にまっすぐに置き、子どもはうつ伏せになって
縄を両手で握ります。
そして縄をたぐり寄せるように手を交互に前に出して
握りながら、進んでいきます。
最初のうちは足も使って進んでも良いですが、
できれば足は後ろに伸ばしたままで
腕の力だけを使って行なってみましょう。

鉄棒などで必要になる、腕の引き付ける力が育つ遊びです。
うつ伏せに慣れたら、次は縄を浮かせて仰向けの状態で
チャレンジしてみてください。

もし苦手でなかなか進めない子には、
両手で縄を握らせたら指導者が縄を持って
引っ張ってあげるようにしても効果があります。
同じ遊びを行なう中でも、1人1人の段階に合わせて
少しずつ調整しながら、無理なく力をつけていけるように
遊びを提供していきましょう。

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