遊びを通して子ども達の能力を伸ばす働きかけをすることが大切です

子どものおもちゃを選ぶとき、子どもが喜ぶ物を与えたいと

思いつつ、知育玩具のような、親が遊んで欲しいおもちゃを

選びたくなってしまうこともあると思います。

しかし、親がどんなに良いと思ったおもちゃでも

子どもがそれで遊ぶとは限りませんよね。

また、遊び方を見てもこちらが正しいと思っている遊び方で

遊ぶとも限りません。

表示されている適応年齢だからといって

楽しく遊べるかどうかはその子によって違います。

 

大事なのは子どもが好きなおもちゃで楽しく遊ぶことで、

そこに大人も一緒に関わりながら発達を

さらに促してあげることです。

例えば車のおもちゃがあったら

「赤い車かっこいいね」「この車が一番大きいね」と

色や形、大きさ、数などの要素で声掛けをしたり、

人形を持って来て「わたしも青い車に乗りたいな」と

第三者を入れてみたり、

「このトラックはどんな荷物を運んでるのかな」と

想像力を働かせたり、車のおもちゃだけでも

いろいろな遊び方ができ、やり方次第でたくさんの

力を育てていくことができます。

 

運動あそびでも同じように、子ども達の育てたい力に

合わせて遊び方や声掛けに工夫、アレンジをしていくことで

育つ力を何倍にもしていくことができます。

 

今日は私たちが提供している運動あそび

「柳澤運動プログラム」から

「カップ取り合いゲーム」をご紹介します。

 

カップは、ヨーグルトのカップなどを使います。

子ども達は数人ずつグループに分かれて、

グループごと横一列に座ります。

体操座りの姿勢で、両手は後ろについて足を前に出します。

 

まず一番端の子が、足の親指と人差し指を使って

カップを挟んで持ち上げ、隣の友達に足で渡します。

受け取る方も足の指でカップを挟んで受け取ります。

集中しないとカップを落としてしまうので、

足を前後左右に動かしたり膝を使って

慌てずに行うのがポイントです。

 

慣れてきたら2人で1つのカップを取り合い(引っ張り合い)

もしてみましょう。

指先に強く意識を向けて動かすことができ、

足先に力を入れようとすることで

腰から下全体にも力が入るので、

腹筋や下半身の筋力が養われる遊びです。

 

普段姿勢保持が難しい子には特におすすめなので、

ぜひ楽しみながらできるように

提供してみてください。