子どもの年齢や段階に合わせた遊びで効果的に運動の上達が目指せます

私達が提供している運動あそびでは、

「支持力」「懸垂力」「跳躍力」をいろいろな動物の動きを

マネして遊びながら育てていきます。

 

そして、同じ動きをする中でも年齢ごとに目指す姿があります。

例えば懸垂力の遊びで、まずは鉄棒におサルさんのように

ぶらさがる遊びがあります。

 

3歳では、鉄棒にぶら下がったところから足を持ち上げられること、

そして前回りの習得を目指します。

4歳では、肘と膝を曲げて小さくなってぶら下がれるようにします。

腕の力、腹筋、足を持ち上げる力の3つの力をつけ、

前回りした後、落ちるように着地するのではなく

静かな着地ができるようにしていきます。

自分で回転がコントロールできるようになれば、

前回りの途中で着地の前に止めておいて、

指導者が反対側に回すように補助をしてあげれば

逆上がりになります。

ここまでくれば、懸垂逆上がりもすぐに習得できるように

なるので、子どもの段階に合わせて行なってみてください。

 

 

今日は、私達が提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」

の中から「サルのボールつかみから逆上がり」をご紹介します。

 

鉄棒を逆手で握り、肘を曲げて脇を締めてぶら下がる

「サルのぶら下がり」をします。

そして足元にあるボールを両足の指先あたりで挟み、

持ち上げながら逆上がりをします。

逆上がりができたらそのまま鉄棒の上で肘を伸ばした

「すずめさん」の姿勢になり、ボールを後ろに投げてから、

自分も後ろにジャンプして着地をします。

 

ぶら下がりから両足でボールを挟んだら、

指先を上に上げるイメージで行なうと良いですが、

足を上げる位置を補助者が手をかざして示してあげると

よりやりやすくなります。

年長児でも1人で行なうのは難しいかもしれないので、

子どものお尻や背中を押す補助をしてあげてください。

 

また、ボールを挟んで行なうことで腹筋に力が入って、

足がバラバラにならずに持ち上げる感覚を身につけることが

できてくるので、逆上がりをしようとした時に

足の蹴り上げが弱かったり、足を蹴り上げる位置がわからない

子には、こんな遊びを繰り返し提供してみてください。