子どもの運動指導では事前の危険予測と効率的な補助が大切です

子ども達に運動指導をする時は必ず大人が補助について行なうと

思いますが、必要な大人の人数がいつもいるとは限りません。

特に年長児クラスでは人員が足りないこともあると思います。

 

そんな時は、危険予測をしておくことがとても大事になります。

子どもが1人ではうまくできないところ、

落下や衝突のリスクが高いところなど、

最も危ないと思われる場所には必ず補助者がつき、

それに準ずる場所には、すぐに補助に向かえるように

気を配れる配置を考えるなど事前に予測しておく必要があります。

 

それでも全員の補助につくことが難しい場合もあるので、

子どもをよく観察しておき、補助につくべき子と

つかなくても良い子を見極めておきましょう。

また、先生同士でこれらの情報を共有しておくことも

大事なポイントです。

しっかり連携をとりながら、安全で楽しい運動あそびにしてください。

 

 

今日は、私達が提供している運動あそび「柳澤運動プログラム」の

中から「手押し車でじゃんけん+あっちむいてホイ」を

ご紹介します。

 

子ども達はペアを作り、手押し車をします。

後ろで足を持つ子は、足首ではなく膝や太ももの辺りを

持つとやりやすくなります。

前の子は、後ろの子が足を持ちやすいように

膝をまっすぐ伸ばして、できれば足首を立てておきます。

 

そして2人で息を合わせてホールの中を動き回り、

指導者の合図があったら一番近くにいるペアとじゃんけんをします。

できたら「あっちむいてホイ」までやってみましょう。

じゃんけんをするのは前の子同士です。

 

手押し車の姿勢でじゃんけんをするには、

片手で全体重を支えられる力が必要になります。

腕の支持力だけでなく、関節の使い方や腹筋背筋に力を

入れて体をまっすぐにしておくことも大事です。

また、じゃんけんをすることで相手と息を合わせることが

必要になるので、社会性を養うこともできます。

 

できるだけたくさんのペアとじゃんけんができるように

遊び方を工夫してみてください。