運動嫌いを防ぐには子どもの頃の楽しい運動経験が大切です。

今の子ども達は「運動をする子」と「運動をしない子」の

二極化がとても進んでいます。

運動をしない子の多くは、運動が苦手、嫌いと感じていることも

わかっています。

子どもの頃に運動嫌いになってしまうと

大人になってもそれが改善されることは難しく、

慢性的な運動不足から体力や筋力の不足、体の使い方がわからない

といったことなどによる日常生活への影響や、

肥満、生活習慣病になりやすいといった健康面の問題など

とても多くの問題につながってしまいます。

 

子どものうちに運動を好きになっておくことは

生涯の心身の健康にとても重要ですが、

子ども達が自らの将来のためにやりたくないことを

がんばるのはとても難しいことなので、

まずは運動を「楽しい」と感じながらできる経験が必要です。

 

私達は幼児期の子ども達が興味を持ちやすい動物の動きによる

運動あそびを、わくわくしながら取り組める工夫や

頭を使ったり友達と協力しながらできる工夫をして

提供し、子どもの体・心・脳の育ちを促しています。

 

今日はその運動あそび「柳澤運動プログラム」の中から

「カエルの足打ち」をご紹介します。

 

子どもは足を開いてしゃがみ、両手をパーに開いて

前についたら、腕に体重を乗せて足を蹴り上げ、

空中で足打ちをします。

最初は1回足裏を打ち合わせることができれば良いです。

徐々に2回3回と増やせるようにチャレンジしてみてください。

 

跳び箱や側転につながる動きになるので

足を高く上げて余裕を持って足打ちをできることが

大事になります。

足を高く上げて足打ちをするためには、顔を下に向けず

前に向けて行なうのがポイントです。

顎を閉じて下を向いていたり、最初から足を高く上げすぎると

勢いで後ろにひっくり返ってしまうので、

いつでも補助ができるようにし、

慣れるまではマットを敷いて行なうなどしてください。

 

この遊びをうまく行なうには、主に腕で体を支える支持力と

逆さ感覚が必要になります。

支持力があっても逆さ感覚が未熟だと足を高く上げるのが

怖いので腰が引けて足打ちができません。

子どもの苦手を補えるような遊びを提供していきましょう。

 

 

運動あそびは楽しく行なえることが一番大事なので、

トレーニングのようにならないように気をつけながら

子どもと一緒にあそびを作り上げることも大事にしながら

遊んでみてください。