手先が器用に使える子どもはそれだけ脳も発達しています。

最近は手先の不器用な子ども達が多くなっています。

日常生活のあらゆる作業がボタン1つでできたり、

面倒な作業をしなくてもお店に行けば何でも手に入ってしまうので、

手先も脳も使わずに生活できること、

遊びでさえボタン操作で十分楽しめるのですから、

手先が発達しないのは言うまでもありません。

 

手先の器用さは、知能の発達に大きく影響します。

小さい頃から積み木やブロック遊び、粘土で遊んだり、お絵かき、

新聞紙をちぎったりして遊んできた子は、

そうではない子と比べて脳が発達しているといわれます。

 

つまり手先を使うことは脳を使うことになるので、生活や遊びにも

大いに取り入れていくことがとても大切です。

 

今日は、こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムから

「亀コースター」をご紹介します。

 

子ども達は2人一組になります。

1人は亀さん役で、もう1人は亀さんを引っ張る役になります。

まず亀さんはうつ伏せになったら両足を曲げて、足がお尻に

着くくらいにしておきます。

そして引っ張る子と両手をつないで、引っ張る子はそのまま

後ろ向きに引っ張って歩いていきます。

 

亀役の子は足を曲げて上半身を持ち上げることで、背筋を中心とした

筋力が強く養われます。

引っ張る子は後ろ向きに引っ張ることで、足の指先の踏ん張り力や

腹筋背筋が養われます。

そしてお互いに、腕を引き付ける力や握力が養われます。

 

相手がやりやすく、そしてスムーズに進んでいくためには

2人の息を合わせることが大事になります。

亀役の子は腕に力を入れて、上半身をしっかり持ち上げておくこと、

引っ張る子は亀役の子の手をしっかり握って引っ張り、

急に勢い良く引っ張らないこと、

そしてお互いに相手をよく見て対応することです。

 

こうしたペアでの遊びは、自分だけでなく相手のことも考える

必要があるので、子ども達の社会性が強く育ちます。

そして、腕の力や握力をつけることは、手先を器用に動かす力に

つながるので、とてもおすすめの遊びです。