子どもは成長と共に社会性を身に付けていくもので、遊びながら
ルールを守ることや自分の意見を主張すること、相手の意見を
受け入れること、仲間と協力することなどを覚えていきます。
できるだけ多くの人とコミュニケーションをとることが
社会性、コミュニケーション能力の発達を促すために
重要になってくるので、人と人との関わりをできるだけ
たくさん持てるように働きかけていくことが大切です。
こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムは、
子ども達の社会性の発達を促すことにも特化しているので
幼児期の子ども達にとてもおすすめです。
その運動プログラムの運動あそびの中から「足開きソリ」をご紹介します。
子ども達は2人組みになり、1人が足を開いて座ります。
もう1人は座っている子の前に向かい合って立ち、
両手を持って後ろ向きに引っ張っていきます。
座っている子は、腹筋背筋に力を入れて転ばないようにバランスをとり、
足の親指にも力を入れて足をしっかり開いておきます。
引っ張る子は足の指先に力を入れて踏ん張りながら引っ張ります。
スムーズに進むには、2人の息を合わせることがポイントです。
どちらかが力を抜いているとうまく進めないので、
相手をよく見ながら行なうようにします。
特に引っ張る子は、急に勢い良く引っ張ったり急角度で曲がったりすると
危ないので、相手を意識することが大切になります。
集団遊びの前段階としてペア遊びで社会性を養っておくことが
大切なので、ぜひ積極的に取り入れてみてください。