社会性や協調性は集団生活の中でしか学べないので幼児期からの働きかけが重要です。

保育園や幼稚園、小学校など子ども達の集団生活の中では、

発達障害まではいかないけれど、集団行動が苦手で友達とトラブルが

絶えなかったり、いつも先生に怒られているような子がいます。

 

社会の中で生きていくために必要不可欠な「協調性」や「社会性」は

生まれつき備わっている力ではありません。

成長の過程で様々な経験や体験を通して身に付けていく能力で、

集団の中でしか学べないものです。

 

個人差はありますが、一般的に協調性が育つのは5~6歳頃です。

成長のスピードは人それぞれなので、焦らずその子のペースで

力をつけていけるようにサポートしていくことが大切です。

 

今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している

柳澤運動プログラムから「宝取りゲーム」をご紹介します。

 

子ども達は2つのチームに分かれます。

相手の陣地にある「宝」を取って、自分の陣地に戻ったら勝ちです。

 

自分の陣地にいる時は敵には捕まりませんが、

的の陣地内ではタッチされたら捕まり、牢屋(マットや縄で囲った場所など)

の中に入れられてしまいます。

復活するには、味方がタッチしてくれることが必要です。

 

この遊びでは、まずは複雑なルールを理解することが必要になります。

そして、敵の位置を把握してつかまらないコースを考えたり、

敵がどこに目線を向けているかを見ながら一瞬の隙をついて

宝を取りに行くなど、社会性や空間認知力、判断力が強く育ちます。

 

1回戦が終わったら一度作戦タイムを取って子ども達で話し合いを

する時間を設けます。

その中で作戦の有用性を感じてもらいながら、コミュニケーション力を

養っていくことができるので、1回終わるごとに作戦タイムを取ったり、

最後に振り返りの時間を設けて意見を言ってもらうようにしましょう。

 

指導者は公平な審判をすることと、作戦タイムではあまり口を出さず、

ヒントも2割程度にして子ども達が自分で答えを導きだし、

話し合うことができるように促していってください。