人間関係力は体験でしか身に付かないので、社会性を養う遊びが必要です。

人間関係は、大人にとっても子どもにとっても重要な関心事です。

子どもは、勉強でわからないことがあったり、

先生や親に叱られたりしてもそんなに悩んだりはしませんが、

友達関係のことになるとひどく悩むものです。

 

人間関係の築き方は、自ら体験して身につけていくしかないので、

小さい頃から同年齢や異年齢の友達などできるだけ多くの人と

関わりながら、社会性、コミュニケーション能力を培っていくことが大切です。

 

こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムは、

この社会性の発達を積極的に促していくことができる運動あそびプログラムです。

今日はその中から「ラッココースター」をご紹介します。

 

子ども達は2人一組になり、1人はラッコ役、もう1人はラッコを

引っ張る役になります。

この役を決める時も、子ども達のコミュニケーション力を養う

ポイントになるので、できるだけ子ども達に任せます。

 

役を決めたら、ラッコ役の子は床に仰向けに寝転がり膝を曲げておきます。

引っ張る役の子はその膝裏辺りを持ち、ゆっくり引っ張ります。

勢いよく引っ張ると手が外れて後ろに転んでしまったり、

壁や他の友達にぶつかったりする危険があるので、

ラッコさんの足をしっかり持つこと、

勢い良く進もうとしないことを最初に見本を見せながら伝えておきます。

 

スムーズに進むために大事なことは、お互いに息を合わせることです。

ラッコ役の子は、膝を曲げてお腹に力を入れ、頭を上げて

背中を少し丸めるようにすると引っ張る子の負担が軽くなります。

引っ張る子も、ラッコの子の準備ができているかよく見ながら

引っ張っていくようにしましょう。

 

ラッコ役の子は腹筋背筋といったバランスを取るための筋力が育ち、

引っ張る子は腕の力、腹筋背筋、足の指先の踏ん張る力などが育ちます。

そして、お互いに相手に意識を向けることで社会性が発達します。

 

役を交代したり、ペアを変えたり、指導者が引っ張ってスピードを

楽しむなど、いろいろな方法で繰り返し遊んでみてください。