子どもは日常生活での経験体験から社会的スキルを身に付けていきます。

2歳や3歳の子ども達にとって、「並んで順番を待つ」ことは

難しいことの1つです。

しかし、順番を待つことは日常生活の中でとても多くあり、

社会の中で生きていくためには重要なスキルの1つです。

 

例えば友達と遊ぶ時、滑り台を滑る子が多ければ列に並んだり、

使いたいおもちゃを他の子が使っていれば我慢して待つ必要があります。

生活の中でもお店のレジ、バスや電車、遊園地の乗り物など

様々な場面で順番に並び待つということが必要になります。

 

大人にとっては当たり前のことでも、実は子どもの時からの

経験によって身につけていることが多いので、

頭ごなしに叱らず、しっかりとルールを覚えて身に付けていけるように

日常生活の中で教えていくことが大切です。

 

 

私達こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムでは、

運動あそびを通して、このような生活で必要な能力を1つ1つ

しっかりと身に付けていくことができます。

 

今日はその運動あそびの中から「ウシガエルのフープ渡り」

をご紹介します。

 

直径30cmほどの小さめのフープ3つを、逆三角形の形に並べたものを

複数くっつけて並べ、直線のコースを作ります。

そして、両手を手前のフープの中に揃えてついたら、

足を開いてジャンプし、前の2つ並んだフープの中にそれぞれ着地します。

これを繰り返してコースを進んでいきます。

 

この遊びでは、足が手よりも前に出ることになるので、

腕に全体重がかかり、腕の強い支持力が育ちます。

そのため、まだ腕の支持力が十分でない段階では怪我の危険があるので

子ども達の様子を見て取り入れ、最初のうちはマットを敷くなど

環境調整も大事になります。

 

この動きがスムーズにできるようになると、

跳び箱の開脚跳びにつなげていくことができます。

また、手や足がフープの当たらないように進むことで

空間認知力や身体コントロール力、先を読んで動く力なども養われます。

ゆっくりで良いので、1つ1つ確実に動けるようにしましょう。

 

1人ずつ行なう遊びなので、やはり順番を待ったり、お友達の動きを

見るということが出てきます。

子ども達に合わせた待てる工夫などもしながら、

力をつけていけるように促していきましょう。