私達の脳みそは、考える、集中する、記憶する、我慢をする、
判断するなどの全ての活動の指令を出しているので、
たくさんのエネルギーを必要とします。
人の脳の重さは体重の約2%ほどですが、
このたった2%の重さの脳が、基礎代謝の20%を消費します。
脳を十分に働かせるためには、エネルギーになる栄養と睡眠、
そして適度な運動が必要になります。
幼児期から「早寝早起き、朝ごはん」。そして規則正しい
生活習慣を身につけられるように導いていきましょう。
今日は、こどもプラスで提供している柳澤運動プログラムから
鉄棒遊びの上達につながる「すずめの飛び立ち」をご紹介します。
まずは鉄棒につかまって乗ったら、肘と足をまっすぐ伸ばし、
顎は開いて目線を前に向けます。
そしたら足を揃えたまま前後に振ります。
腕に体重を乗せて、腰が浮くくらい大きく振れるようにしましょう。
リズム良く足振りができるようになったら、
次は「1,2,3」の掛け声にタイミングを合わせて、
後方にジャンプして跳び下ります。
着地でフラフラせずにピタッとかっこよく止まれるようにします。
足振りの時に肘が曲がっていたり、足が大きく振れていない子は、
後方に大きくジャンプすることができないので、
鉄棒に顎などをぶつけないように補助をしてあげてください。
この遊びでは腹筋や背筋が育ち、前回りや逆上がりで重要な、
鉄棒を下腹部でロックするということを身に付けることができます。
口で説明するよりも体で覚える方が効果的なので、
少しずつ遊びを発展させながら、繰り返し取り入れてみてください。