生活の中で手を使う機会が減り手先の不器用な子ども達が増えています。

現代の便利な生活環境の中では、子ども達が手を使う経験が不足し、

手先を使った活動ができにくくなってきています。

靴ひもを結ぶ、雑巾を絞る、箸を正しく使う、

というような動作が苦手な子が多くなっています。

 

子ども達が手先の器用さを獲得するためには、

まずは体の大きな筋力を発達させることが必要です。

全身を動かす遊びを多く取り入れ、

腕に力を入れて押したり引っ張ったりする動きや、

指先まで意識を行き渡らせる手遊びなど

子ども達に適した遊びで、発達を促していきましょう。

 

今日は、こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムから

「電車クマさん」をご紹介します。

 

床にビニールテープなどで2本の線を引きます。

線の間は25~30cmほど空けておきます。

子どもは、四つんばいから膝とお尻を上げたクマの姿勢で

その線の上だけに手足をついて歩いていきます。

右の手足は右の線の上、左の手足は左の線の上です。

 

線から落ちないようにバランスをとりながら歩くことで、

腹筋背筋が育ち、バランス力が身につきます。

また、足は特に見えない位置で動かすので、

空間認知力やボディイメージを高めることにつながります。

 

ただ、足は線から落ちやすいので、最初に見本を見せながら、

ゆっくりで良いので落ちないように意識して歩くことを伝えます。

見本では、良い見本の他に、下手な見本を少し大げさに

わかりやすく見せると、子ども達はイメージがしやすくなります。

上手な見本は、子どもにやってもらうのも自信がつくのでおすすめです。