生きていくために必要な「社会性」の能力は意識して育てなければ育ちません。

子ども達の発達を考えた時、「自然に育つ力」と「意識して育てなければ

育たない力」があります。

自然に育つのは、赤ちゃんが自分で動けるようになって、

立ち上がるというような身体的な部分です。

反対に、自然に育たない力は社会性や言葉といった部分です。

 

我慢をするとか、相手の気持ちを理解する、順番を守るといったような

社会生活を送るために必要な力は、育てなければ育たない力です。

日々の中で、この部分を意識して子ども達を育てていくことが大切です。

 

私達こどもプラスが提供する柳澤運動プログラムでは、

この社会性という生きていくために必要な力を、

運動を通して身に付けていけるようにプログラムされています。

 

今日はその運動プログラムの中から「2人で救急車片足クマ」

をご紹介します。

 

子どもは2人一組になりますが、体格が同じくらいの子で

ペアが作れるようにしましょう。

ペアを作れたら、一人は四つんばいから膝とお尻を上げた

クマの姿勢から、片方の足を後ろに上げた「片足クマ」になります。

もう1人は片足クマの子の上げた足を両手で持ちます。

足首ではなく、膝の辺りを持つようにしましょう。

 

そして、片足クマの子のペースに合わせて一緒に歩いていきます。

特に後ろで足を持っている子は、前の子に合わせる力が必要になります。

自分のペースで進もうとして押してしまうと、

前の子はつぶれて顔を床にぶつけてしまいます。

よそ見をしていたりボーっとしていると、前の子の足を

落としてしまいます。

 

片足クマの子の動きに集中して、ペースを合わせて動けるように

最初に指導者は上手な見本、悪い見本をわかりやすく見せておきましょう。

 

慣れてきたら、他のペアと片足クマ同士でじゃんけんをしてみたり、

でこぼこの足場の悪い道を歩いてみたり、

子ども達に合わせて楽しいアレンジをしながら

繰り返し遊んでみてください。