子ども達の脳の発達を促進させるものとして、
よく絵本の読み聞かせが取り上げられています。
読み聞かせは脳を活性化させ、コミュニケーション力や語彙力、
想像力などを高める効果があるといわれています。
また、親子のコミュニケーションの時間になり
子ども達の心の成長にもとても大切なものです。
そして、この絵本の読み聞かせよりも、脳に良い刺激を与え、
脳を活性化させてくれるのが「運動」です。
運動も日々の活動の中に継続的に取り入れ、
子ども達の心・体・脳の発達を促していきましょう。
こどもプラスが提供している柳澤運動プログラムから
「ジグザグ片足クマ」をご紹介します。
縄やテープでジグザグのコースを作り、
コースからはみ出さないように片足クマ歩きで進みます。
片足クマ歩きは、四つんばいから膝とお尻を上げた
クマさんからさらに片方の足を後ろにまっすぐ上げて
両手と片足の3本足で歩くクマ歩きです。
この片足クマ歩きで、ジグザグのコースから
手足がはみ出さないように歩きます。
顔を上げて前を見る、手をしっかりパーに開く、
片方の足を上げて引きずらない、などのポイントに
気をつけながら、手→足→手→足の順番に前に出して進みます。
両手と片足立ちなので左右のバランスがとりにくく、
バランスをとるために腹筋や背筋が育ちます。
そして、両手をついてから片足を前に出すので
腕の支持力が強く養われます。
跳び箱や側転などの動きにつながる動きなので、
ポイントを押さえながら繰り返し行ないましょう。
また、ジグザグコースでは空間認知力や身体コントロール力なども
養われるので、コースの幅を狭くしたり広くしたりして
より効果的に力を刺激できるように工夫することも大切です。