子どもによって発達段階に個人差があるので、運動の提供には見極めが重要です。

子ども達への鉄棒遊びの提供は、何歳頃からが良いのか?という

質問を受けることがありますが、

その年齢になれば全員が同じようにできるわけではありません。

 

ぶら下がりは、早い子では1歳になった頃からできますが、

ほぼ全員の子ができるようになるのは2歳頃です。

この時、ぶら下がりができるかどうかの指標となるのは、

ぶら下がった時に「自分で手に力を入れて」

ぶら下がれているかどうか、ということです。

 

力を入れてぶら下がれていないのに無理やりやらせてしまうと、

肩や肘を脱臼したり、手首を傷めたりします。

1人1人この段階には差がありますので、

しっかりと見極めた運動提供が大切になります。

 

自分の力でぶら下がることができるようになったら、

次はぶら下がった状態から足を持ち上げる動きを

提供していきましょう。

できれば腕を曲げてぶら下がった状態で、

指導者が前からボールを投げ、

お腹の部分でキャッチしてみたり、両足でボールを

キックして遊んでみます。

 

他にも、ぶら下がったままボールを足にはさみ、

前や真上、後ろに向かって投げる遊び。

足にスリッパを履いてぶら下がり、

できるだけ遠くまで飛ばす遊び。

ぶら下がった足に向かって、指導者がフープを投げ、

足に引っ掛ける輪投げのような遊びなども楽しめます。

 

こうした遊びでは、競争の要素を持たせてあげると

子ども達は本気を出して取り組むことができます。

限界まで力を出すことでより力の発達が促され、

競争遊びによる社会性なども育ってくるので、

子ども達の段階に合った内容の遊びで

より効果的に能力アップを目指していくことが大切です。