最近の子ども達は、塾や習い事などで忙しい上に、
自由に使える時間はテレビやゲームをしている割合が高く、
外で友達と遊ぶ時間は少ないのが現状です。
外で友達と遊ぶことこそが子ども達の社会性を育て、
感情のコントロール力を身に付けたり、物事への意欲を高め、
心や体、脳の健全な発達を促してくれるので、
大人側も意識して関わっていくことが大切になります。
家庭でできる親子遊びなどもあるので、
大人も一緒になって取り組むことが大事です。
こどもプラスで提供している柳澤運動プログラムから
「集合ゲーム」をご紹介します。
まず、マットなどを使って集合する場所を
いくつか用意しておきます。
指導者が集合する場所を指示するので、
子ども達はそれを聞いて素早くその場所に移動します。
集合する場所は「バナナ色のマット」や「真ん中のマット」
などいろいろな言い方で指示を出します。
子ども達に合わせて指示の出し方を変え、
難易度調整をしていきましょう。
語意力、判断力、記憶力、空間認知力が養われ、
素早く動くことで足の指先の力や脚力も育ちます。
できるだけ素早く判断して動くことができるように
指導者が後ろから追いかけても良いですが、
興奮して怪我をすることもあるので、
子ども達の様子に応じて適度に取り入れてみてください。