私達の脳みその大きさは、げんこつ2つ分くらいです。
このうち、がんばってコントロールできるのは
表面の1cmの部分だけです。
逆に言えば、この表面の1cmの部分は意識して
変化させていくことができるということです。
この表面1cmの部分が何をしているかというと、
私達が社会生活を送るために必要な力を司っていて、
人を思いやったり、集中して勉強や仕事をしたり、
我慢をしたり、将来のためにがんばるといったような
とても重要な働きをしています。
幼児期からしっかり刺激してあげることで、
子ども達の能力を育てていきましょう。
私達が提供している柳沢運動プログラムの中から
「跳び箱跳び移りジャンプ」をご紹介します。
1段と2段の跳び箱を複数用意します。
低い→高い、高い→低いの両方を体験できるように並べ、
その上をジャンプして渡っていきます。
跳び箱が足りない場合は丸めたマットなどで代用します。
この遊びは速く渡ることが目的ではないので、
勢いに任せて進まずに、1つ1つの跳び箱を
確実にジャンプして渡っていくようにします。
慣れてきたら跳び箱同士の間隔を少し広げて挑戦します。
高さが怖くて背中が丸まってしまうことがありますが、
下ばかりを向いているとバランスを崩しやすくなるので、
目線を上げて行なうように声掛けをしていきます。
怖くて進めない子には、隣に寄り添って手をつないだり
丸めたマットなどの低い高さで練習していきます。
渡り終わったら両足ジャンプで跳び下りて、
ポーズを決められると良いですね。