子ども達の発達の中には、運動が得意な子、
お絵かきが得意な子、ピアノが得意な子など
個々に得意なもの、不得意なものがあり、
小さいうちから全てを完璧にこなせる子はほぼいないでしょう。
そこで、何か人より苦手なことがあっても
焦ったり心配しすぎず、発達を見守っていくことも大切です。
「運動あそび」は、体の発達だけでなく手先の器用さや
想像力、集中力、挑戦心など様々な力を育てます。
ぜひ子ども達の生活の中に、日常的に取り入れてほしいと思います。
柳澤運動プログラムの「クマ忍者の修業」をご紹介します。
マットを2枚用意し、真ん中に40cmほどの隙間を空けて並べます。
子ども達は1人ずつ、スタートラインからクマ歩きで
歩いてきたら、マットの隙間に入ります。
そして、まずは右のマットにジャンプして乗り、
次は左のマットへジャンプ、また右のマットへジャンプ
というように繰り返し横方向へのジャンプを行ないます。
側転につながる動きなので、そんなイメージで
マットの隙間を広げてみたり、
指定したポイントに着地できるようにしたり、
足をできるだけ高く上げるように挑戦してみたり
しながら、レベルアップを目指して遊びましょう。
腕の支持力はもちろん、体を空中で安定させるための
腹筋や背筋も強く育ち、身体コントロール力が身につきます。
子ども達が本気で取り組めるように「忍者の修業」として
取り組んでみるのもおすすめです。