本来子ども達は、生活上での人とのコミュニケーションによって
自然と喜怒哀楽が発生して顔の筋肉やイメージ力などが
刺激されて感情を表情に表すことができていきますが、
最近は無表情な子どもも多くなっています。
社会生活の中では、相手の表情を見て感情を推察することも
必要なスキルになるので、子どものうちにしっかりと
相手を感じたり、相手のことを考える力を育てていきたいものです。
柳澤運動プログラムの「お顔の体操」→「表情当てゲーム」
をご紹介します。
まず、指導者と一緒に喜怒哀楽の表情を作ってみます。
指導者の真似をしながら、顔の筋肉をたくさん動かしましょう。
イメージ力や記憶力を刺激できるように、
「嬉しい顔」といった言い方だけでなく
「ケーキを食べた時の顔」「友達とけんかしちゃった時の顔」
などの伝え方でもやってみてください。
慣れてきたら指導者や友達の表情を当てるゲームもおすすめです。
1つ1つの表情を速く変化させたり、
表情+動作にしてみたりしながら、
相手を強く感じたり、判断力をアップさせることも狙っていきましょう。