「融通がきかない」「変化が苦手」「自分のやりたいようにやりたい」
という子ども達におすすめの、思考の柔軟性を養う遊びのご紹介です。
柔軟な思考は適応力を上げ、生活面での失敗も減らします。
子どものうちからしっかり養い、
その場に応じた臨機応変な対応ができる力を育てていきましょう。
柳澤運動プログラムの「グーチョキパー」遊びです。
指導者と子ども達で向かい合って座り、
一緒にグー・チョキ・パーを順番にゆっくり出します。
指導者の手をよく見て真似をしながら、
指先までしっかり力を入れて手を動かすようにしましょう。
この時、見て真似をすることや、意識の届きにくい指先に
意識を向けて、手指を一生懸命動かそうとすることが
前頭前野の活動を活発にしてくれます。
スムーズにできるようになったら、グーチョキパーを
「チョキ・グー・パー」のように順番を変えて行ないます。
順番が変わることで、子ども達は今までのやり方を
変える必要があり、この行動も前頭前野を刺激します。
さらに慣れてきたら、スピードもアップして挑戦します。
そうすることで、判断や計算処理を素早く行なう必要があるので、
柔軟な思考を作ることにつながります。
難しくなると大人も本気でやらなければ間違えてしまうので、
大人も子ども達と一緒になって、
楽しく取り組んでいければとても良いと思います。