今の子ども達の遊びは単調化しているといわれています。
おもちゃ1つをとってみても、遊び方が決まっていて
他の使い方はできないようなものが多く、
子どもが自分で遊び方を考えたり、
違うものに見立ててイメージして遊んだりということが
できにくくなっています。
まずは大人からの働きかけで、子ども達の遊びの幅が広がるように
提案していき、そこから子ども達がいろいろなことに
挑戦していけるように促していきましょう。
例えば昔ながらの遊び「だるまさんがころんだ」でも
クマ歩きやカンガルーで行なう「〇〇がころんだ」にしたり、
「だるまさんが石になる」で床に丸まって動かないというルールや、
「だるまさんが手をつなぐ」で友達と手をつなぐなど
いろいろなやり方で遊ぶことができます。
鬼が振り向いた時に、止まるだけでなく他の動作をプラスすることで
瞬時に対応しなけければいけなくなり、
集中力、記憶力、判断力、瞬発力などいろいろな力が育ちます。
慣れていない子は初めうまく対応できませんが、
繰り返していくことで驚くほど速く反応できるようになります。
ぜひ日常的に遊べるように、いろいろな工夫を
子ども達と一緒に考えてみてください。