私達の日常生活のあらゆるところで「ワーキングメモリ」の
能力が活躍しています。
ワーキングメモリは、会話、料理などの家事、運動など
様々な活動で必要になる力です。
ワーキングメモリの能力が低いと、落ち着きがなかったり、
忘れ物やうっかりミスが多いなどのことが
大人になっても目立ってしまうので、
脳の発達が著しい幼児期から積極的に鍛えておくことが大切です。
このワーキングメモリを鍛えるには、「運動」も効果的です。
子どもにとっての運動とは「遊び」なので、
私達は子どもがやりたくなるような楽しい遊びを提供し、
子ども達の成長発達を促しています。
柳澤運動プログラムの「合図で逃げる」をご紹介します。
まず、逃げ場所を1箇所マットや縄などで用意しておきます。
子ども達はスタートラインに立ち、
指導者の合図があったら一斉に逃げ場所に走ります。
この「合図」の言葉は事前に子ども達と決めておきます。
「よーい、スタート!」や「鬼がきたー!」などの言葉や
笛やタンバリン、手たたきなどの音でも良いです。
慣れてきたら少しひっかけを入れて、
子ども達の聞く力、判断力、記憶力なども刺激していきましょう。
アレンジ次第でいろいろな遊び方ができ、
運動量も稼げるのでとてもおすすめです。