保育園・幼稚園の頃の子ども達が短縄跳びをする姿を見ると、
ほとんどの子が手首ではなく腕と肘で大きく回しています。
大きくなると手首でスムーズに回すことができるのに、
なぜ小さな子どもはできないのかというと、
10歳頃までは手首の骨が未発達な状態な為です。
4歳や5歳の子どもは無理に手首で回そうとせず、
腕と肘を使って大きく回して遊びましょう。
しっかり骨が形成されてくれば、
自然と手首で回すことができるようになります。
柳澤運動プログラムの「走り前回し跳び」をご紹介します。
走りながら前回しをしていくので、前回しができてから挑戦しましょう。
速く走ると縄とタイミングが合わないので、ゆっくり走り、
走るスピードと縄の回転スピードを意識して行ないます。
その場で両足ジャンプで跳ぶ時は、跳ぶ(動)、着地(静)の
メリハリがはっきりしているのでわかりやすいですが、
走りながら行なうと常に動いている状態になるので、
難易度が高くなります。
リズムを感じながらできるように、長めの距離で、
ゆっくり走ってできるようにしていきましょう。