小さい子どもが何か気に入らないことがあった時に
頭を床に打ち付けたり、髪の毛を抜いたり、指や爪かみをする、
というのは、決してめずらしいことではありません。
それが見られたら発達障害ということでもなく、
まだ自分の感情をうまく表現できないためです。
頭ごなしに叱ったりせず、気持ちをしっかり受け止めてあげることが大切です。
柳澤運動プログラムでは、継続的に行うことにより
感情のコントロール力も身につけていくことができます。
運動プログラムの中から「散歩」遊びをご紹介します。
友達と2人ペアになり、手をつないで一緒に歩きます。
最初はゆっくりペースを合わせて歩き、
慣れてきたらジグザグに歩いたり、棒くぐりや
障害物を跳び越えたりするコースを作って、
2人で一緒に進んで行く練習をしましょう。
ただ歩くだけではなく、一緒に様々な動きをすることで
相手を意識する力がより強く刺激されます。
速く進むと危険なので、レベルアップは速くではなく、
動作をプラスすることでゆっくり進めるようにしていきましょう。