運動あそびの継続によって子どもとの意思疎通がスムーズになります。

柳澤プログラムでの運動あそびで身に付く力は、

体力や運動能力だけではありません。

子ども達と意思の疎通がスムーズになるという効果もあります。

意思の疎通ができるということは、相手の意図を汲み取ったり

状況判断ができる力がついたということになります。

これは、脳の前頭前野の働きが向上したということです。

 

日々運動あそびをしていく中で、指導者から言われたことをやるだけではなく、

自分達も一緒に遊びを作り上げていくことができるようになってきます。

一緒に作り上げていくことで、より遊びへの関心が高まり、

目標設定をしたり、さらに友達と話し合って新しいやり方を考えたりと

自主的に取り組んでいくことができます。

まさに子ども達の成長を促すことができるプログラムです。

 

この柳澤運動プログラムの「口パクジェスチャー」遊びをご紹介します。

子ども達に向かって、声は出さずに口パクとジェスチャーだけで
何かを伝え、答えを当ててもらいます。
例えば「雪が降ったから、雪だるまを作ったよ」

「先生の靴がなくなっちゃった」などをわかりやすく
ゆっくり大げさに表現するようにします。

 

子ども達は、指導者の口の動きとジェスチャーから

伝えたい内容を考えて答えを当てますが、
大事なのは相手が何を伝えたいのかを考えることなので、
答えがなかなか出なくても良いです。

答えが出るまでに時間がかかっても、
相手の言いたいことを理解しようと考えることが一番大切です。
こうしていくことで共感力が高まり、
次第にコミュニケーションもスムーズになっていきます。

 

気をつけるポイントは、問題をだしている途中に

早く答えがわかった子が先に答えを言ってしまうと、

まだ考えている子が自分で答えを出せないまま終わってしまうので、

「先生が聞くまで答えを言わないでね」と約束しておくようにします。

こうすることで、抑制力も養うことができます。

 

遊びの中にいろいろな工夫をすることで、

楽しいだけでなく脳を育てる効果的な遊びに変わります。

ぜひ、遊びながら子ども達の能力を引き出していきましょう。