鉄棒遊びは高さを伴うので、どうしても怪我が起きやすい遊びです。
上手な子でも、ふとバランスを崩して落下することがあるので、
必ず補助について安全に遊ぶことが大切です。
怖い経験は、子どもの運動嫌いや挑戦心を阻む可能性があります。
例えば運動あそびの「豚の丸焼き」は、
鉄棒に両手両足でぶら下がる遊びですが、
足を鉄棒にからませることがなかなかできず、
そのうちに手の力が尽きて下に落ちてしまうことがあります。
もし手が離れてしまっても頭から落ちることがないように、
子どもの体の下に膝を立てて入れておき、
足が鉄棒にうまくかかったら、次は手首を握る補助をします。
手首を握っておけば、お尻から落ちることはあっても
頭から落ちてしまうことは無くせます。
また、足が鉄棒にうまくかからない子は
股関節を開けていない子が多いので、股関節を開く動きを
積極的に取り入れ、股関節周りを使っていくのがおすすめです。