昔の子どもが自然に身につけていた力が、今は育てようとしなければ育たなくなっています。

子どもが抱っこされる時は、腕と足を使ってしがみつきます。

しかし、抱っこ紐で抱っこされていることが多い今の子達は、

この「しがみつき」ができません。

 

抱っこ紐で抱っこされている時は、腕も足も脱力している状態です。

母親が姿勢を変えても、落とされないように手足に力を入れて

変化に対応する必要がなくなっています。

そのために、姿勢変化に非常に鈍感になっていて、

歩いていて体勢を崩しても立て直すことができない。

転んだ時もすぐに手が出せない。出せても力を瞬時に入れられない。

といった子ども達がたくさんいます。

 

0歳や1歳の頃からすでに昔とは違う環境で育っているので、

生活の中で自然に培われてきた力も、積極的に育てていかなければ

なかなか身につきにくい時代になっています。

 

楽しい運動あそびで子ども達の心と体、脳を育てていくことが

今とても必要になっています。

 

 

1歳~2歳頃には簡単なジャンプ遊びができます。

両足ジャンプの練習に、まずは5cmほどの高さから

跳び降りる遊びを行なってみましょう。

 

最初は怖かったり、足がバラバラになりやすいので、

子どもと向かい合い、両手の平を子どもに向けて出し、

親指を握らせたら子どもの手をしっかりつかみ、

「1、2の3!」でジャンプするようにすると、

両足でのジャンプ、着地がしやすくなります。

 

足を揃えた着地は、足の指先で踏ん張ることができ、

足の筋力や腹筋など体幹の力も刺激することができます。

ぜひ、未満児さんのうちからこうした遊びで足腰を強くしていきましょう。