子ども達は4歳、5歳頃になると友達と上手に遊ぶことができるようになります。
ルールを理解し、自分達なりに遊び方を考えて遊ぶこともできます。
そんな中で、子どもの社会性や協調性をしっかり養っていくために、
友達同士でたくさん関わることができる遊びを増やしていくことも大切です。
「一緒に」遊ぶことで、相手を思いやることや、協力して達成する喜びを
味わっていってほしいと思います。
運動あそびプログラムの「ボール運びクマ」をご紹介します。
友達と2人組みになり、横に並んだら、
四つんばいから膝とお尻を上げたクマさんの姿勢になります。
そして2人の間に大きめのボールを挟みます。
しっかり挟んだら、ボールを落とさないように2人一緒に
クマ歩きで前に進んでいきます。
どこに意識を向けてどうやって動けばボールを落とさずに
歩いていくことができるか、まずはやってみましょう。
1回やってみてから、どうすればボールを落とさずに
一緒に歩いていけるか意見を出し合ってみたり、
上手なお友達に見本を見せてもらったりする時間を取るのもおすすめです。
お互いを意識し、時には声を掛け合ったりしながらできるように
繰り返し遊び、社会性、コミュニケーション能力を
積極的に育てていきましょう。