勉強、仕事、日常生活全てにおいて「記憶力」は重要です。
誰もが高めたいと思っている力の1つですが、
記憶力を高めるには規則正しい生活習慣、運動が欠かせません。
成長期の子ども達には特に大切なことなので、
早寝早起き・朝ごはん・適度な運動を習慣付けられるように導いていきましょう。
運動は、激しいものではなく軽い運動が効果的なので、
運動あそびは最もおすすめです。
私たちの運動あそびプログラムの「ジグザグ片足クマ」をご紹介します。
床に1本の縄をまっすぐに置いておきます。
子ども達は、四つんばいから膝とお尻を上げた片足クマの姿勢になり、
両手は肩幅で縄を挟むようにつきます。
手→足→手→足の順番に進んでいきますが、
まず手を前に出したら、足は1歩ずつ「右→左→右→左」と
左右交互になるように動かして進みます。
1本線をジグザグに進むことで、視覚で縄を捉える空間認知力や、
下半身の動きをコントロールする力、
左右交互に進むという記憶の操作力などが身につきます。
そして、左右に跳びながらバランスを崩さないように進む時
一番重要なポイントが足をつく位置です。
一番踏ん張りのきく位置に足を運ぶことと、
左右に倒れないように腹筋背筋に力を入れることが大切です。
最初に指導者が見本を見せると動きがイメージしやすくなるので、
上手な見本、へたな見本をわかりやすく見せてから
始めるのがおすすめです。