3歳児は、色や形、大きさなどの識別がかなりできるようになり、
手先の器用さが増してハサミや折り紙で上手に遊べたり、
運動面でも走る、跳ぶ、投げるといった動作がとても上達する時期です。
言語、数、形、運動、リズム、絵画など様々な刺激を与え、
生活リズムを整えたり、社会性を身につけていくことも大切にしていきたいですね。
手先や体を動かすことは脳に良い刺激を与えることができるので、
体を動かす遊びを日々の生活にたくさん取り入れていきましょう。
運動あそびの「動物フープ渡り」をご紹介します。
複数のフープを、少し間隔を空けながら床に並べていきます。
このとき、直線だけでなく斜めに進むことができるようなコースにします。
コースができたら、子ども達は動物に変身してフープの中を渡っていきます。
初めは簡単なクマ歩きから初め、カエルやカンガルーなどの
いろいろな動物でもチャレンジしてみましょう。
フープの中に手足をついていくことで空間認知力が育ち、
身体コントロールも上手になってきます。
レベルアップは、フープの間隔を広げたり、ジグザグコースにしたり、
フープに当たると敵につかまってしまうとか、
フープは水に浮いている葉っぱだから、静かにジャンプしなければいけないなど、
いろいろな設定で楽しくレベルアップすることができます。
楽しくなってくるとスピードを競いたくなるので、
それを防ぐためにも難易度を調節することがおすすめです。