年長児になるとある程度先のことまで記憶して実行することができるようになるので、さらに力の発達を促す遊びを提供しましょう。

保育園、幼稚園の年長児くらいになると、長い先のことまで指示をしても、

ある程度記憶して行なうことができるようになります。

こうした力は日々の生活や遊び方によってさらに伸ばしていくことができるので、

さらに刺激するような遊びを提供し、楽しく能力アップしていきましょう。

 

運動あそびプログラムの「おつかいゲーム」をご紹介します。

指導者が指示した物を持ってくる遊びですが、

ただ持ってくるのではなく、いくつか条件を加えていきます。

例えば「カンガルージャンプで「バ」のつく黄色い食べ物を持って、

タンバリンを1回タッチしたら、

帰りはそれを背中に乗せてわにさんで帰ってきましょう」など、

複数のキーワードを盛り込みます。

 

最初からたくさんの条件があると混乱してしまったり、

自信をなくしてしまうので、最初は少ない指示で行ないます。

そして、もし途中で何を持ってくるのか忘れてしまった時は

「バナナだよ」と答えを言わずに「黄色くて細長いよ」などの

ヒントを出し、自分で考えて答えが出せるようにします。

 

もう1つ大事なポイントは、持ってくるものだけに集中してしまって

それまでの動きを適当にやってしまわないことです。

1つ1つの動きを確実に意識してできるように声掛けしていきましょう。

全てがスムーズにできるようになると、

かなり記憶の操作力が育ってきたことになります。