子どもの骨はとてもやわらかいので、悪い姿勢を続けていると
背骨が曲がってしまうことがあります。
それだけではなく、姿勢の悪さは肥満や精神不安定、不眠などにもつながります。
子どものうちから、良い姿勢で食事をしたり机に向かったりすることを
しっかりと習慣付けると共に、良い姿勢を作るのに必要な筋力も養っておきましょう。
運動あそびプログラムの「足で積み木積み」をご紹介します。
床に体操座りのようにして座り、手は後ろについておきます。
足の前には大きめの積み木を用意しておき、
足だけで積み木を積んでいきます。
両足の先の辺りで積み木を挟むようにして持ち上げ、積んでいくようにします。
座った状態で足だけ上げるので、良い姿勢作りに必要な腹筋や
太ももの筋力が刺激され育ちます。
積み木を挟むときには足の内側の筋力も使うことができるので、
椅子に座ったときに足を閉じておく筋肉も育てることができます。
1人で上手に積めるようになってきたら、2人ペアを作り
交互に積んでいくことにも挑戦してみましょう。
2人で行なうことで相手を待つことや、つみ方の工夫をしたり、
協力して高く積むことなどを考えながら遊ぶことができます。
ペアごとで競争したり、色や数を指定して積んでみたり、
いろいろな遊び方で頭を使いながら、遊んでいきましょう。