1人1人の子どもの心と体の成長のスピードには、個人差があります。
離乳の時期、歩き初めや話し始めの時期などあらゆることで
かなりの個人差が認められます。
親はつい周りの子と比べてしまったり、早く早くと考えてしまいがちですが、
必ずしも人より早くできるようになることが良いとは限りません。
もちろん極端に遅いと感じる場合は別ですが、
その子なりのペースでできるようになれば何も問題ありません。
焦らずに見守っていくことも大切です。
運動あそびプログラムの「おつかいカンガルー」をご紹介します。
カンガルー跳びは足を閉じたままジャンプしていく動きで、
主に跳躍力を育てていく遊びです。
このカンガルーのポイントは、「足を閉じること」です。
足を閉じてジャンプをすることで、縄跳びでの連続したジャンプができ、
足や腹筋背筋にしっかり力を入れられるので、筋力も育てることができます。
ただ、子ども達に「足を閉じてジャンプしてね。」と言うだけでは
なかなか最後まで意識し続けることが難しいので、
足の間に「魔法ののり」を塗ってくっつける動作をしたり、
この「おつかいカンガルー」で意識付けをして遊びます。
やり方は、カンガルーの膝の間に紙を挟みます。
「カンガルーの郵便屋さんになって、お手紙を運んでね!」と伝え
紙を落とさないように挟んで跳んでいきます。
紙だと薄くて難しい場合は、タオルやハンカチでも良いです。
いろいろな設定で、楽しく遊んでいきましょう。