子ども達の遊びは、年齢と共に変化していきます。
保育園・幼稚園の年少児、4歳頃になると「ごっこ遊び」が盛んになります。
最初はおままごとや電車ごっこなどの単純な遊びですが、
年齢を追っていき年長児、5歳や6歳になるとルールや仕組みを設けたり、
役割分担をして遊べるようになってきます。
こうした遊びを通して、子ども達は社会性を身につけていきます。
年長児では、ルールのある集団遊びを積極的に行い、
就学前にしっかりと社会性、コミュニケーション力を育てることが大切です。
集団遊びとしておすすめなのが「鬼ごっこ」です。
ただ、普通の鬼ごっこでは衝突事故が起きたり、運動量に差が出てしまいます。
運動プログラムではいろいろなアレンジをした鬼ごっこがあり、
怪我が起きにくく頭を使うような遊びがたくさんあります。
その中から「線上鬼ごっこ」をご紹介します。
長い縄をくねくねさせながらつなげ、途中にはわき道や障害物も作ります。
そして、その縄の上だけで鬼ごっこをします。
縄から落ちないようにバランスをとりながら、
鬼の位置や進行方向を考えて臨機応変に動きます。
周りを見ながら動くことや、相手の動きや表情を読むことで
たくさんの力を刺激し育てることができます。
コースもアレンジ自在なので、子ども達と一緒に考えて作ったり、
ルールを追加したりしながら遊んでみるととても楽しめます。

コメントをお書きください