私たちは運動あそびで生活面に良い効果をもたらすことを狙って、子ども達の心と体を育てています。

「空間認知能力」とは身の回りにある物との距離や方向、大きさなどを

素早く正確に把握、認識する能力です。

サッカーや野球などのスポーツや、平面の地図を立体的にイメージするなどの力も

空間認知能力の働きによるものです。

他にも

・目の前に置いてあるコップが、手の届く範囲かどうかがわかる。

・車を駐車するときに車の向きや駐車スペースの距離感がわかる。

・道を歩いていて、飛んできたボールを避けることができる。

・鉄棒で逆上がりをする時に自分の体がある場所がわかる。

など、生活、運動、学習(文字や図形の理解)といった様々な場面で必要になります。

 

 

空間認知力を養う運動あそびの「フープ片足クマ」をご紹介します。

床にフープを縦に並べてコースを作っておき、

そのフープの中だけに手足を入れて、片足クマさんで進んでいきます。

片足クマは、四つんばいから膝とお尻を上げたクマの姿勢から、

片方の足を上げて、両手と片足で歩くクマさんです。

片足を上げるための意識付けとして

「クマさんが歩いていたら、片方の足を怪我してしまったよ。

足が地面に着くと余計痛くなっちゃうから、しっかり上げて歩こうね。」

と声掛けをすると、足が下がってきてしまってもまた意識して

上げることができてきます。

 

片足クマは腕や足の力だけでなく、腹筋背筋、首筋など

全身の筋力を育てられる遊びなので、積極的に取り入れてほしい遊びです。