子ども達にとって遊びの場は、何よりの学習の場になります。
友達と一緒に遊ぶことが、感情のコントロールや相手を思いやること、
異年齢の友達との付き合い方など様々な力を育て、
子ども達の社会性の発達を促していきます。
最近では保育園や幼稚園、小学校以外の時間に集団遊びをすることは
少なくなっているので、友達とうまく遊べない子がとても増えています。
友達と一緒に遊ぶ楽しさや喜びをたくさん経験させてあげることが
今の子ども達にはとても必要なことです。
5歳ころになるとルールのある集団遊びもできるようになってくるので、
しっかりと社会性を育てられるような遊びを提供しましょう。
今日は、”競争”の要素を入れた「カップひっくり返しゲーム」をご紹介します。
まずたくさんのカップを床にばらまき、表向きのカップと
裏向きのカップがだいたい半分ずつになるようにします。
子ども達は「表向き」と「裏向き」の2つのグループに分けます。
一列に並んだら、指導者の合図で
「表向き」グループは裏向きになっているカップを表にします。
「裏向き」グループは表向きのカップを裏向きにします。
一定時間の間にどちらが多くカップをひっくり返すことができたかで
競争して遊びます。
子ども達も本気で取り組むことができ、とても楽しめる遊びです。
ルールを守って楽しく怪我のないように遊べるようにしましょう。