子ども達の考える力やイメージ力判断力などを育てる遊びとして
シルエットカードを使った遊びもおすすめです。
シルエットカードは、野菜や果物、動物の影だけを描いたもの、
人が何かの動作をしているところを影にしたものなどを用意します。
人の場合は、水を飲んでいるところや電話をしているところなど、
生活の場面でわかりやすいものを選びます。
運動プログラムの中から、そのシルエットカードを使った
「シルエット〇×グーパー」をご紹介します。
カードは一枚ずつ見せながら「これはりんごである。〇や×か?」
というように質問をします。
子ども達は、答えが〇だと思ったら手足を伸ばして広げたパー。
×だと思ったら腕を胸の前につけて、足を閉じたグーにします。
答えが途中でわかってもすぐに声に出してしまったりしないことも
抑制力を育てるために大切なポイントになります。
全員で一斉に答えを出すときまで我慢できるように約束しておきましょう。
そして、シルエットから人が何をしているのか考えることで、
人の動作や気持ちを考えて相手の気持ちを推測する練習になり、
社会性やコミュニケーション力も身につけていくことができます。
わからない場合はヒントを出しながら遊んでいきましょう。