日々の活動の中には、大人がやらせたいものと、
子どもがやりたいものがそれぞれにあると思います。
どちらかだけに偏ってしまうと良い結果がもたらされないので、
両方をバランスよく組み合わせ、効果的な活動を目指したいものです。
運動遊びは、こちらが提供するものに子どもの意見やアイデアを
取り入れて作り上げていくことができます。
話し合いの時間や、作戦会議も重要な育ちの要素なので、
積極的に取り入れていきましょう。
「すり足ジャングルツアー」遊びのご紹介です。
ホールの中にコーンや積み木、縄などいろいろなものを使って
コースをいくつも作ります。
ポイントは、横歩きのコース、後ろ歩きのコース、
でこぼこで足場の悪いコースなどを作ることです。
コースができたら指導者が猟師役になり、
猟師が小猿(子ども)をつかまえようとしているので、
すり足で静かにジャングルを通っていくことを伝え、スタートします。
音を立ててはいけないというルールは、楽しさを倍増させるので
真剣に楽しみながら取り組むことができます。
難易度を上げるには、障害物をプラスしたりコースを変化させるなども
ありますが、両手を頭の上に乗せたまま進むなども楽しめます。
子ども達の意見も聞きながらアレンジしてたくさん遊びこんでいきましょう。