運動遊びプログラムの「まねっこ走り」は、
一列になって先頭の人の動きを真似しながら走る遊びです。
最初のうちは指導者が先頭に立って行ないます。
走りながら、まずは手を上に上げたり横に広げたりする簡単な動き、
次第に拍手やスキップ、後ろ走りなどにも挑戦していきましょう。
いきなり難しい動きを取り入れると、子ども達はやる気をなくし、
適当に動くようになってしまいます。
簡単な動きから始めることや、子どもが走りながらでも真似しやすい速度、
動きを変えるタイミングなどを考えながら行ないましょう。
慣れてきたらクマ歩きやカンガルーさんでもやってみてください。
さらに、子どもに先頭の役をやってもらっても良いです。
走りながら腕を動かしたりすることは、
バランスをとりにくくすることになるので、
安定して走るために腹筋や背筋をしっかり使います。
模倣力や集中力をつけながらも、体の力もしっかりと育てていきます。
また、走りながら行なうことで子ども達全員の
運動量を確保することもできます。
いろいろ工夫しながら遊んでいきましょう。