人を思いやった行動をすることは、良い人間関係を構築していく上で
とても必要なことです。
そして、それも幼児期の人との関わりの中で身につけていきます。
同年代の友達と遊ぶことはもちろん、
年下や年上の友達ともたくさん関わって遊ぶことで
上手な関係性の作り方や言葉遣いなども覚えていきます。
自分中心ではなく人のことを思いやることができるように、
遊びの中でもその要素を取り入れてみましょう。
運動プログラムの「ボール足挟み渡し」では、
足でボールを渡すので手で渡すよりも丁寧に行なう必要があります。
そこで、相手の立場になって考えることを学びます。
やり方は、友達と2人組になって向かい合って座ります。
そして、手は後ろについて両足の指先(内側)でボールを挟み、
相手にそのまま足で渡します。
受け取る方も同じように足で挟んで受け取ります。
この時に、ボールの距離や高さ、足を離すタイミングなどを考えて
合わせなければスムーズに行なえません。
普段から、”こうしたら相手はどうかな。”と考えることが
できるようになると、喧嘩をした後でもきちんと仲直りができます。
このように、体も心も育てるのが柳沢プログラムです。