3歳児になると身体的、精神的にも大きく成長し、できることが飛躍的に増えます。
手先が器用になりボタンの留め外しや、
折り紙やハサミが使えるようになってきたり、
自分で靴や靴下がはけるようになります。
バランス感覚が備わってきて平均台を渡れたり、
後ろ向きで歩いたりすることもできるようになります。
この時期にはさらに積極的に体を動かす機会を作り、
さらに心と体の成長を促していってほしいと思います。
そして、走ってきて急に止まることもできるようになるので、
ぜひこんな遊びを取り入れて語彙力も養っていきましょう。
「スタート&ストップ」という運動遊びです。
子ども達は横一列に並んで待ちます。
指導者のスタートの合図で一斉に走り出し、
ストップの合図でピタッと止まります。
だらだら止まらずにピタッと静止することがポイントです。
さらに発展させていくために、スタートとストップの合図を
他の言葉で工夫してみましょう。
言葉の他に手たたきや絵カードなどを使っても良いです。
ただ同じことを繰り返すだけでは子ども達も飽きてしまうので、
子ども達にアイデアを考えてもらったりしながら
楽しく体を動かす時間を大切にしていきましょう。