跳び箱や鉄棒で楽しく遊ぶためには、高所感覚に慣れておくことも必要です。
そこで、跳び箱を跳ぶのではなくよじ登って遊んでみましょう。
3~6段くらいの跳び箱を用意し、高さは子ども達によって調節します。
手の力でよじ登って上に着いたら、バランスを取りながら
四つんばいで180度向きを変え、後ろ向きになります。
そしたら後ろ向きのまま足から先に下に降りていきます。
この時下は見えないので、足の指先に神経を集中させながら
空間認知の力を使って落ちないように降りていきましょう。
上に上ったときに怖さを感じている子が多い場合は
跳び箱の高さを低くします。
この時低い高さでは物足りないような子には、
高さではなく、”速さ”でのレベルアップを促しましょう。
できるだけ速く行なえることを目指し、敏捷性を養います。
全員が全力を出して挑戦できるように目標を作って
達成できるようにしていくことも、
子どものやる気を育てていくために大切なポイントです。