赤ちゃんが生後9ヶ月頃になると、
身長や体重などの身体面での発達は少し落ち着き、
精神面での発達が大きく見られるようになってきます。
好奇心旺盛で、興味をひかれるものがあると
ハイハイで歩いていってなんでも触ろうとしたりします。
また、お母さんが手を振ると振り返したり、
手を叩くと一緒に叩いたりと、親の真似をするようになります。
12ヶ月頃までにはこのように親の真似が始まることが多いので、
1歳を過ぎても親の真似をしなかったり、
名前を読んでも振り向かない、指差しや
簡単なごっこ遊びをしないなど気になることがあれば、
受診・相談をしてみると良いかもしれません。
運動遊びプログラムの中の手まね遊びは、
人をよく見て真似をしようとすることで、
社会性、コミュニケーション力、模倣力などを育てます。
簡単なグーやパーから始め、すこし複雑な形の動物なども
手遊びもだんだん取り入れて遊んでいきましょう。
できなくても、よく見て真似しようとすることが大切です。
難しすぎてやる気をなくしてしまわないように気をつけながら
動物ごっこなどに発展させて遊んでみると楽しく行えます。