近年問題視されている子ども達のゲームのやりすぎは、
視力の低下や姿勢の悪さにつながり、脳にも悪影響を及ぼします。
ゲームの時間は短時間に決め、体を動かす時間を増やし、
子ども達の心と体の健全な発達を促さなければいけません。
ただ、子ども達に「運動しなさい」と言っても難しいと思います。
子どもは何よりも楽しさがなければやろうとしません。
楽しく遊びながら力をつけることができる運動遊びで、
効果的に能力の向上を目指していきましょう。
今日は運動プログラムの「ウルトラマンジャンプ」です。
ウルトラマンになって島をジャンプしていく遊びです。
マットを何枚か用意し、50~80センチほど間隔を空けて床に置きます。
子ども達はマットの上だけをジャンプして渡っていきますが、
注意点は、両足を閉じて跳ぶこと、腕を振って跳ぶこと、
着地の時に尻もちをついたり、力を抜いて膝をついてしまわないことです。
足を閉じて跳び、着地もしっかり止まることで
脚力や腹筋なども育てることができます。
そして膝を曲げて腕振りで反動をつけて大きく跳ぶことで、
上半身と下半身の連動性を高めることができます。
自分の体を上手にコントロールして、跳んでいきましょう。
また、マットとマットの距離を一定ではなくランダムにすることで、
跳ぶ前に頭の中で動きのシュミレーションが行われ、
さらに脳が活性化します。
1つの遊びでも様々な工夫を取り入れ、
楽しくいろいろな力を発達させていきましょう。