子どもは、自分が楽しいと感じたことには一生懸命に取り組み
時間も忘れて向かうことができるので
その分野の力は自然と伸びます。
でも、やりたくないのにやらされているだけの運動や学習では
身に付くものはとても少なくなります。
せっかくの良い教材や運動も、それでは無駄になってしまいます。
子どもが興味を持ち、楽しいと感じながら向かうためには、
やはり遊びの要素がとても重要です。
運動も、体育指導のように行うよりも
運動遊びとして提供することがとても効果的です。
今日は、運動遊びプログラムの「平均台で魚釣り」です。
事前に子ども達と製作の時間の中で魚を作り、
クリップや洗濯ばさみを付けてつれるようにしておきます。
釣竿も一緒に用意しておいてください。
平均台の周りに魚をばらまいておき、
子ども達は平均台の上から釣竿で魚を釣り上げます。
狭い足場で行うので、足の指先に力を入れて踏ん張り、
腹筋や背筋でバランスをとりながらも、
しっかり魚との距離感をつかんでうまくコントロールして
釣り上げなければいけません。
この、空間認知と身体運動を組み合わせて行うことで、
巧緻性も養われる遊びです。
魚を釣ることに夢中になってバランスを崩してしまうことがあるので、
補助者は必ず子どもの背中側につくようにします。
平均台から落ちないようにたくさん釣って遊びましょう。
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