運動遊びでは、普段の生活では行わないような動きを
遊びの中から身に付けられるようになっています。
ワニさん歩きも、普段はしない動きで行いますが、
これに縄などで作った罠をプラスすることで、
さらにいろいろな力も一緒につけることができます。
椅子の足などを使って縄を張ります。
子供はこの縄に当たらないようにワニさんで進みます。
縄にあたらないように気をつけるので
低い姿勢のいいワニさん歩きができます。
ワニさん歩きでは腕の引き付ける力が育つので、
鉄棒の上達に役立ちますが、罠があることで罠との距離をはかったり、
速く進みたい気持ちを抑えたり、集中したり同時に複数の力が育ちます。
縄を一つプラスするだけでこれだけ違うので、
他のアレンジもどんどん加えたり楽しくできるように考えて、
より効果のある運動遊びになればいいと思います。