今日はダウン症児への対応についての勉強会を行いました。
ダウン症は染色体の異常によって起こり、
精神発達の遅れ、特有の顔立ち、多発奇形がみられるなどの特徴から、
生後すぐにわかることがほとんどです。
そして、発達はとてもゆっくりです。
筋力が弱いこともあり、運動能力の発達も遅くなります。
全身の関節の可動域が広く、無理に動かしたり
引っ張ったりすると脱臼したりする恐れがあるので、
運動指導の時には安全に行えるよう徹底しています。
また、バランスもとりにくいので階段や平均台は苦手意識が強く、
無理にやらせてしまうと恐怖心から転げ落ちたりしてしまい、
さらに恐怖心が増すという悪循環になることがあります。
なので、簡単なものから始め、レベルアップも少しずつ
子どもの様子を見て行うようにしています。
楽しくできなければせっかくの運動遊びも脳機能を上げることに
つながらないので、子どもの気持ちを一番に、
いつも笑顔で通ってもらえるような教室作りを
常に意識して活動していきたいと思っています。